半年で2回目、3人掛けソファの張替え

ご依頼内容: 3人掛けソファの張替え
京都府向日市のお客様から、3人掛けソファの張替えをご依頼いただきました。 最初のご相談は、ibukiのWebサイトのお見積もりフォームから。 そのときに張替えさせていただいたのが、同じシリーズの2人掛けソファです。 前回のご依頼から半年も経たないうちに、今度は3人掛けソファもご相談いただきました。

張替え前は、ベージュ系の起毛生地で張られていました。 長く使われてきたことで、座面や背もたれにしわやへたりが見られる状態でした。
生地は前回と同じ、SINCOLのカネカロン・サードです。 燃えづらいアクリル系繊維のカネカロンを使用したパイル織物で、起毛ならではの光沢があり、見る角度で表情が変わります。 2回目のご依頼で生地も決まっていたため、今回はメールで内容を確認しながら進めました。
初めてご依頼いただく場合は、お引き取りの際に生地のサンプル帳をご覧いただきながら、生地選びと座り心地のご希望を確認しています。 その場で決めきれない場合は、サンプル帳の貸し出しやカットサンプルの送付など、無理なくご検討いただける方法に切り替えて進めることもできます。
内部のウレタンと綿を入れ替えて座り心地を整える
座面や背もたれのクッション部分を中心に状態を確認しながら作業を進めます。 生地を外すと、内部のウレタンが見えてきます。 3人掛け分のウレタンには、長く使われた分だけしっかりとへたりが出ていました。

表面の生地を外すと、内部のウレタンや綿の状態が分かります。 座面まわりのウレタンには沈み込みがあり、端の綿にもつぶれや偏りが見られました。 今回はこの座面ウレタンを新しいものに入れ替え、背もたれ側も状態に合わせて整えていきます。

新しいウレタンに入れ替えると、座面のラインがまっすぐに戻ります。 へたりによる沈み込みもなくなり、座ったときに体を支える力が均等に働くようになります。

ウレタンを入れ替えたあとは、その上から綿を巻きます。 角が立ちすぎないようにしながら、表面の生地を張ったときにふっくらとした厚みが出るよう調整しています。

赤い起毛生地で張り上げて納品へ
整えたウレタンと綿の上から生地を張っていきます。 深みのある赤い起毛生地で、木製フレームの落ち着いた色味ともよく合う仕上がりになりました。

座面は3分割の形に合わせて張り、背もたれや左右の肘まわりも、元のソファの形を保ちながら仕上げています。 起毛のある生地なので、見る角度や光の入り方で赤の表情が少しずつ変わって見えます。

ベージュ系のやわらかい印象から、赤い生地を活かした存在感のあるソファになりました。
お引き取りも納品も自社便で対応し、張替えからお届けまではおよそ3週間です。 ソファの張替えでは、生地の変更だけでなく、内部のウレタンや綿を入れ替えて座り心地から整え直すこともできます。 同じシリーズの家具を順番に直していきたい、というようなご相談もどうぞお寄せください。





