縫製部分から破れてきた本革肘掛椅子の張替え
納品目安:10日間
納品数:4脚
納品先:枚方市
ご依頼内容: 本革から布地に張り替えてほしい
居間でご利用されていたため利用頻度も高く、かなり破れた状態でのご依頼でした。革の張り替え時期の目安は購入から15年程度で、この椅子も同程度ご利用されていたとのことです。
また、クッションも相当へたっており、弾力がほとんどありませんでした。
肘掛椅子張り替え前
革は縫製部分から破れやすく、この肘掛椅子も同じです。ですが、縫製部分は単なるデザインの場合が多く、あってもなくても椅子自体への影響はありません。(本革の取り合わせをよくする時にも使います)
今回は、革から布地へ生地変更、中のクッション材の交換に加え、座面の縫製をなくしてほしいというご要望でした。
張り替え後を見ると一目瞭然ですね。布地であっても十分に高級感がある仕上がりになっています。
肘掛椅子張り替え後
今回のような本革から布地への張り替えは、生地にかかるコストを下げたいといった要望の際にもご提案することがあります。
とはいえ、布地にすると椅子自体の雰囲気がガラッと変わってしまうので、お気に入りの生地と出会えるように、しっかりサポートさせていただきます。