ハンス J. ウェグナーのヴィンテージソファを張替えました!
ハンス J. ウェグナーのヴィンテージソファの張り替え
今回の張り替え事例のソファは、椅子好きなら心ときめくであろう、ハンス J. ウェグナーのヴィンテージソファです!
おそらくGETAMA社のGE375と思われます。
シンプルながら、にじみ出てくる感じの良さ!とっても素敵なソファです。ヘッドのクッションの固定のさせ方が特徴的で、ヘッドクッションに、輪っかに縫ったカバーをして、そこにフレーム上部の横木(上に引くとスッと取れる仕様)を差し込んで、本体に固定するようになっています。
取り外ししやすくって、見た目も良くって、意匠を感じます。また 、ハイバックなのに威圧感がなくって良い存在感だと思います。
ヘッドのクッションは先述した固定方法で、背と座のクッションは置いているだけです。そのため、本体は預からず、クッションのみをお引取りしました。この場合、納品して設置するまで最終の仕上がりが確認できないため、緊張感があるのですが、仕上がりは良好のようで、スタッフ一同安堵しております。
生地はグレー1色でお選びいただきましたが、ヘッド部分だけ色違いにするのもよいかと思います。
お選びいただいたRibacoの生地(NC-012)はよく似合っていてベストマッチでした!
ソファの背景のタイル壁ともばっちり合っていて、お客様こだわりの空間のお手伝いができたようで嬉しく思っています。
今回は本体を預からないご依頼のため、本体のウェービング修理はしていません。本体修理は次の機会ということで、少しでも長く使ってもらえるように、座のクッションを硬めにしました。
使い方や使った期間、構造といった椅子の状態や、クッションの硬さといった個人の好みに合わせ対応できますので、張り替えの際には気軽にご相談ください。
とはいえ、「柔らかさの具合はこれくらい」と感覚値を言葉で伝えるのは難しいかと思います。
多数の張り替え実績があるibukiのスタッフが、リクエストにお応えできるようにサポートするのでどうぞお任せください!
スタッフの鴨嶋でした~